ママたちへ・・・・子どもへの対応編★
ママたち、今きっと、極限の状態で頑張ってると思います。
不安や焦り、なかなか良くならない現状にいらだちもありますよね?
そんな状態で、子どもたちにまで、しっかりとした心配りをしてあげられないかもしれません…
でも、子どもたちはもっと不安です;
できる限りのことで、子どもの心を守ってあげてください!!
ここからは、臨床心理士の情報を参考に書きますね。
★まずは子どもを安心させることが大切です。
そのためには・・・・
①どんなことでも聴いていいという雰囲気を作ってください
分からないことは分からないと伝えて構いません。
しかし「そんなこときくな」「しらなくていい」という言葉は止めてください。
繰り返し同じ質問しても、同じ答えでいいので淡々と答えてください。
②どんな気持ちも否定しないでください
「くよくよするな」「気にするな」などというと子どもは自分の気持ちをどうしたらいいかわからなく なります。
気持ちも彼らの一部です。
「そんな気持ちになっても当然だよ」と答えた後で、「でも、たくさんの人が協力して、安全な状態になるからね」と安心感と他者への感謝の気持ちを表してください。
こういうときに、大人が感謝の気持ちをもっていることを子どもが知るのは勇気をもてます。
③できるだけ不必要な変化をしないように
寝る前の儀式的なもの などできる範囲で「いつもどおり」を大事にしてあげてください。
以前に好きだった毛布やぬいぐるみなどもそばにおいてあげましょう。
排泄や、食事、睡眠時 に赤ちゃんがえりをすることがあるかもしれませんが、怒ったりせず、そのまま受け入れてあげましょう。
もちろん、普段していたお手伝いは無理のない範囲でお願いし、日常習慣を守りましょう。
④被災地にいない場合、「今、あなたは家族と一緒に安全であるのよ」ということもきちんと伝えてください。
⑤子どもが疑問に思ってないことや、聞いてきたことではないことまで、詳細に語る必要はありません。子どもの年齢にあわせて、言葉を選んでください。
⑥テレビの被災地の映像に長時間さらさないようにしてください
こんな時期にと思われるかもしれませんが、アニメやビデオを見る機会を与えてください。
⑦こういう試練にあったからといって全員がPTSD(心的外傷後ストレス障害)になるわけではありません
心の傷は必ず乗り越えていけます!!
⑧不安はいらいらや軽い興奮状態を引き起こします
不安であるときこそ「あわてない」「ゆっくりと」と大人が自分に声をかけ、少しでも横になったりして休む時間をつくるようにしてください。
少しでも、参考になれば嬉しいです♪