心理テクニックを使って子どものおねだりを静かにさせる

子どもと一緒に買い物しているとき、「これ買って!」「あれ欲しい!」などとおねだりされて困ったことはありませんか?

怒って泣かせて、諦めさせるのは簡単ですが、子どもは全くといっていいほど納得はしていません。
それから、お店で怒っているお母さんを見ると、なんだか悲しい気持ちもしますよね・・・


もし、子どもがしっかりと会話をできるよな年齢ならニューヨークの家庭で行われている
ポジティブ&ネガティブ
という方法を試してみませんか?

やり方は簡単。

おもちゃをおねだりされたら、
「あなたが新しい○○○を手に入れたらどんないいこと(ポジティブ)と悪いこと(ネガティブ)があるかをあげていくの。ネガティブがたくさんあったら買うのを考えてみない?」
というのです。

子どもはこのとき純粋ですから、ポジティブを増やそうとはしないはずです。

そして、
「今夜もう少し数を数えながら考えてみましょう」
と誘うのです。
改めて考える時間を作るというのは、とても大切な作業です。


そうすることで、子どもはネガティブな面をしっかり理解してくれます。
怒るのは逆効果。
子どもとちゃんと話し合えば、お互い気持ちよく解決できますね!

ポジティブ&ネガティブをした後で、もしプレゼントされたり、買うという結論に至っても、子どもはネガティブな面を理解しているので、
「ネガティブな面に振り回されない」
という自覚も生まれてきます。


物事には、必ずポジティブ面とネガティブ面があります。
それを子どもの頃から理解できると、おねだりだけでなく、わがままの回数も減るのではないでしょうか。